不倫相手に対する慰謝料請求

代表 弁護士 亀石倫子2

夫(妻)が不倫をした場合、夫(妻)に対する慰謝料請求を行なうのと同じように、不倫相手(愛人)に対しても、精神的損害の賠償として慰謝料を請求することができます。

例えば、夫が会社内の女性と社内不倫をした場合、妻は不倫をした女性に対しても慰謝料請求をすることができるのです。

ただ、ここで注意をしなければならない点があります。

それは、不倫相手(愛人)が夫が既婚者であることを知らなかった場合や、夫から「妻とは離婚手続中だ」などと偽った情報を聞かされて信じていた場合、実は夫婦の関係が破たんしていて、事実上の離婚状態である場合などは、不倫相手に対して慰謝料を請求することができません。

配偶者の不倫相手に対して責任を追及することができるかどうかを、客観的に判断し、確実に慰謝料請求を行なうためにも、まずは弁護士にご相談ください。

離婚せずに慰謝料請求できるか

離婚するつもりはないけれども、配偶者や不倫相手に慰謝料を請求できるのかというご相談がよくあります。

「配偶者の浮気をやめさせたいので、慰謝料を請求したい」
「今後の生活が不安なので離婚はしたくないが、配偶者の不倫相手には慰謝料を請求したい」
「子供の将来のことを考えると今は離婚できないが、配偶者の不倫相手には慰謝料を請求したい」
「離婚するつもりはないが、配偶者と不倫相手の両方に慰謝料を請求したい」

離婚をしなくても、慰謝料を請求することは可能です。

不倫をやめさせるために、配偶者や不倫相手に慰謝料を請求することには効果があります。慰謝料請求することで、不倫相手に「悪いことをした」という自覚を持ってもらえたり、自分が負った悲しみや心の痛みをわかってもらうことができるかもしれません。

配偶者も、あなたと離婚したいと思って不倫をしたわけではなく、ほんの出来心やそのときの心の隙間を埋めるためにしてしまったということもあります。

慰謝料を請求することは、配偶者の不倫に一区切りをつけるきっかけになることがあります。

請求する慰謝料の額は、浮気・不倫を行った期間や回数、不倫相手の経済力によっても変わってきますが、おおよその相場は100万円~200万円です。相手の経済力によっては、もっと多い慰謝料を請求できるケースもあります。

離婚した後に慰謝料請求できるか

「離婚してしまったけれども、今から慰謝料を請求することはできますか?」
「離婚のときに慰謝料を払ってくれると言っていたのに、払ってくれない」

いうご相談をいただくことが多くあります。

離婚の際に「金銭的あるいは財産的請求は今後一切しません」というような内容の書面を作成している場合には、後日に請求することは難しくなりますが、そうした書面を作成していない場合は、離婚が成立しても3年以内であれば慰謝料を請求することができます。この期間を過ぎてしまうと請求ができなくなってしまいますので、ぜひ早めにご相談ください。


当事務所の解決事例

法律相談のご予約はお電話で 06-6375-7003
PAGE TOP